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【Internet Week 2022 見どころ 第5弾】Web3の羅針盤

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2022年11月21日から11月30日にかけて、「Internet Week 2022 ~インターネットの羅針盤~進路を未来に取れ~」が開催されます。オンラインWeekとハイブリッドWeekがありますが、通し券で7日間の全セッションにご参加いただけます。

Internet Week 2022プログラムの見どころをご紹介する第5弾では、Internet Week 2022の最終日である11月30日(水)10:00~11:30に開催予定の「Web3の羅針盤」を紹介します。

 


 
法林:みなさん、こんにちは。本日の進行を務めます、日本UNIXユーザー会、Internet Week 2022 実行委員の法林です。今回はInternet Week 2022 ハイブリッドWeekの最終日11/30(水) の10時から行われるプログラム「Web3の羅針盤を紹介します。お話を伺うのは、担当プログラム委員の佐々木 健 さん(COnference Network BUilders(CONBU))です。佐々木さん、よろしくお願いします。
 
佐々木:よろしくお願いします。

法林:このプログラムを企画した背景とか、いまどのような点が話題、課題になっているのかなどを教えてください。

佐々木: 4年ぐらい前にブロックチェーン界隈はとても盛り上がっていましたよね。調べると、実際にブロックチェーンは未来を感じたり、可能性を感じたりしてとても面白いものでした。ただその後、このコロナ禍があったり、自分でも海外の方で仕事をしていたりして、ブロックチェーンと少し離れてしまったので、その後どうなっているんだろう?と思って、このプログラムを企画しました。そういう意味では自分の趣味的なところもあるのですが、実際、今、ブロックチェーン界隈の登壇者の方と打ち合わせしていて、やはり面白いなぁと思いますね。ブロックチェーン自体、バズったり収束したり、 最近はWeb3というバズワードで盛り上がっていろいろありましたが、技術的には4年間それほど進歩はしていない感じではありますが、とりまく景色がいろいろ変わっていて、今時点でどういう景色になっているか、というのは業界全体に共有しておきたいと思っています。みんなに聞いてもらいたいですね。

法林:なるほど、そうですよね。こういうテーマではInternet Weekとしては初めて取り扱うということになると思います。さて、今回、5人の方に登壇いただくのですが、講演者選びのポイント、各講演者のご専門、どのような観点/立場で話していただくかなど、教えてください。

佐々木: 残念ながらWeb3というキーワードは少しうさんくさい文脈で語られることもあるし、 Web3の解釈についてもわりとブレがあるのですが、ただ技術的については確実なことは言えるので、その技術的に正しいことを共有することができる人たちということで、声掛けさせてもらっています。

具体的には、エンジニアとして長くブロックチェーンに関わっている人に登壇をお願いしました。阿部さん、加嵜さん、小宮山さん、篠原さんがそうですね。正しい技術について語ってもらって、議論ができたらいいなと思います。横田さんは Web3の界隈の方ではないのですが、 登壇者のほとんどが長く深く関わっている人でディープすぎる内容になってしまうと聞くのがつらくなってしまうかもしれないと考え、 一般人的目線でバズワードについて語れる人物ということで、無茶振りして登壇をお願いしました。

法林:楽しみですね。見どころ、特に聴いてほしいポイントはどこですか?

佐々木: ブロックチェーンの技術的な面白さという意味で、可能性や仕組み自体も、皆さんに是非知ってもらいたいですね、実際に 新しい発明だと思うんですよ。いろいろ夢は広がる技術ですので、そういう熱量がある理由についても知って欲しいなと考えています。

法林:今年のIWのテーマは「インターネットの羅針盤 -針路を未来に取れ」ですが、このプログラムでともに考えたい、ご提案したい未来への方向性とはなんでしょうか?

佐々木: Web3という言葉自体は、本当にもやっとしていると思うんですね。正直どう関わって良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。でも「これからはWeb3だ!」みたいなことをいう経営者とかも出てくる中、そう言われたときに、「是非やりましょう!!」といったことが言えたらかっこ良いですので、 このセッションを聞いて、Web3界隈の状況をある程度把握してもらえると嬉しいです。未来は予測するより、作る方が楽しいので、 できれば未来をぜひ作ってほしいなと思います。

法林:ありがとうございます。このプログラムはどのような方を対象としていますか?

佐々木: 時代のトレンドはいろんな人に知ってもらいたいのは大前提にある中で、このプログラムについては、技術についても深堀りしていきたいのでまずはエンジニア、新しいものが好きなエンジニアに聞いてもらいたいですね。Web3について悩んでいることって一緒だと思いますし。また、実際に関わっている企画担当者にも聞いてもらいたいなと思います。

法林:最後にメッセージをお願いします。

佐々木: 登壇者が本当に素晴しいので、ぜひ会場に足を運んで熱量を感じて欲しいです。 あと、「 未来は予測するものではなく創造するものである」という言葉がわりと好きなんですよね。なので、このプログラムを聞いて、みんなで一緒に未来を作っていけたら楽しいと思います。

法林:佐々木さん、ありがとうございました。

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