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News & Views コラム:いまだダイヤルアップな自分

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自分のプロバイダ契約はダイヤルアップ接続のプランだったりする。 家の電話も光回線でもない。なぜこうなったか。

初めて契約したのは就職直前、 56kのモデムを買って従量課金で一番安かったであろうInfoSphereで契約した記憶がある。 社会人になってもしばらくダイヤルアップだったが、いつか光にするのだろうと思いつつ、 ようやくADSLにした。今のマンションに引っ越したら「共用インターネット」なるものがあった。 管理費でお金も取られているのでそれを使うことにした。そして今に至る。

結果、プロバイダのメールアドレスを手放すのが惜しいので、 一番安い契約のダイヤルアップのプランにしている。

ダイヤルアップのプランを久しぶりに見ると、 アクセスポイントの電話番号が全国で1個しかなくなっていた。 その番号につなぐと市内料金で最寄りのどこかにつながるらしい。 時代は変わった。え!?テレホーダイまだあるの?!

ちょっとはセキュリティっぽい話もしておくと、ダイヤルアップだと直接インターネットにつながるので、 ブロードバンドルーターを経由するよりも危ない。 通信のスピードが遅くなるだけで攻撃は受けてしまうので、こんな回線なら何もされないだろう、 という油断は禁物である。

プロバイダの方で、「なんでこの人こんなプランでずーっと契約しているのかな?」 「ほとんど使っている形跡ないし」と思うこともあるかもしれません。 こんな人も世の中にはいたりします。


■筆者略歴

武井 滋紀(たけい しげのり)

NTTテクノクロス株式会社 クラウド&セキュリティ事業部所属。 2000年問題あたりにNTTソフトウェア株式会社(現:NTTテクノクロス株式会社)に入社。 2016年より日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)セキュリティオペレーション連携WG(WG6)リーダー。 2017年よりInternet Weekプログラム委員を務める。

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