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JPNICのWHOISにおける担当者情報・担当グループ情報検索方法

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JPNICでは、IPアドレス・AS番号を管理するレジストリとして、分配を行ったIPアドレス・AS番号に関する情報を、どなたでも検索できるWHOISとして提供しています。

今回は、IPアドレスやAS番号情報中の管理者連絡窓口(ネットワークの連絡窓口)・技術連絡担当者(ネットワークに関する技術的、 事務的等の全般的な問い合わせに対応する連絡窓口)に登録される、担当者情報と担当グループ情報について、取り上げます。

これまでご紹介してきたWHOISの検索に関する記事も、あわせてご覧ください。

  1. JPNICのWHOIS検索へのアクセス方法
  2. JPNICのWHOISにおけるIPアドレス検索方法
  3. JPNICのWHOISにおけるAS番号検索方法

担当者情報・担当グループ情報とは

担当者情報、担当グループ情報とだけ聞いても、ピンとこない方がいらっしゃるかもしれません。

JPNICでは、担当者情報は、「申請者が更新権限を有する他の情報中で、 [管理者連絡窓口]、 [技術連絡担当者]として登録された担当者に関する情報」と定義しています。また、担当グループ情報は、申請者が更新権限を有する他の情報中で、 [管理者連絡窓口]、 [技術連絡担当者] として登録された窓口・部署等に関する情報です。 

担当者情報は、登録が完了すると”XY9999JP”のように、氏名のイニシャルとそのイニシャル毎の連番、および”JP”で構成される識別子が付与されます。この識別子を”JPNICハンドル”と呼びます。

担当グループ情報は、登録が完了すると”JP99999999″のように、”JP”とシステムが割り当てる8桁の番号で構成される識別子が付与されます。この識別子を”グループハンドル”と呼びます。

詳細に付いては、Webページで案内していますので、ご参照ください。

担当者情報と担当グループ情報のどちらも、その名称通り個人の情報(氏名・(所属の)組織名・メールアドレスなど)を登録しているか、部署・グループの情報(同様に、名称・組織名・メールアドレスなど)を登録しているかの違いがありますが、用途は同じです。担当グループ情報では、部署・グループ単位での登録ができることから、例えばネットワーク運用の担当者が変更になった場合でも、担当部門の変更がなければそのまま利用いただけます。また、担当者個人名で情報登録するのに抵抗がある場合もあるかと思います。このような点から、JPNICでは担当グループ情報の利用をお勧めしています。

検索する担当者情報・担当グループ情報の検索方法

担当者情報・担当グループ情報のを検索といっても、実際のところ特定のハンドルをWHOISから検索することは少ないと思います。IPアドレスやAS番号の情報に登録されているところから、リンクをたどるケースが多いと思います。

そうはいっても、WHOISではハンドルから検索することができます。担当者情報・担当グループ情報を検索する際は、WHOISの検索窓に特定のハンドルを入力します。IPアドレスやAS番号を検索する場合と、変わりはありません。

JPNIC WHOIS Gatewayからの検索は、検索タイプを指定することができます。デフォルト=「タイプ指定なし」の場合は、JPNIC Webのトップページに表示されるWHOIS検索と同様に、ハンドルを入力してください。

JPNIC WHOIS Gatewayでは、検索タイプに担当者情報もしくは担当グループ情報を指定検索することができます。検索タイプで該当のラジオボタンを選択してください。

担当者情報・担当グループ情報の検索結果

担当者情報をWHOISで検索した場合の例を挙げます。WHOISの検索結果は、[担当者情報]という形式で表示されます。

Autonomous System Information: [担当者情報]
a. [JPNICハンドル] ZYxxxxJP
b. [氏名] 網田 太郎
c. [Last, First] Amita, Taro
d. [電子メイル] xxxxx@example.com
f. [組織名] □□株式会社
g. [Organization] □□ Corporation
k. [部署] ○○部
l. [Division] ○○ division
m. [肩書] 課長
n. [Title] Manager
o. [電話番号] 03-yyyy-zzzz
p. [FAX番号] 03-yyyy-zzzz
y. [通知アドレス] xxxxx@example.com

続いて、担当者グループ情報をWHOISで検索した場合の例を挙げます。WHOISの検索結果は、[担当グループ情報]という形式で表示されます。

Group Contact Information: [担当グループ情報]
[グループハンドル] JPxxxxxxxx
[グループ名] △△担当
[Group Name] △△ team
[組織名] □□株式会社
[Organization] □□ Corporation
[部署] ○○部
[Division] ○○ division
[電話番号] 03-yyyy-zzzz
[FAX番号] 03-yyyy-zzzz

電話番号とFAX番号の項目は、IPアドレスもしくはAS番号情報中の技術連絡担当者に登録される場合のみ、WHOIS上に表示されます(電話番号は登録が必須、FAX番号は任登録は任意の項目)。

参照:公開・開示対象情報一覧
https://www.nic.ad.jp/doc/disclose-list.html

参照元情報を含めて表示

担当者情報・担当グループ情報は、当該ハンドルがどのIPアドレス・AS番号の情報に登録されているかを含めてWHOISで検索することができます。

担当者情報・担当グループ情報の結果に続いて、[参照]という項目が表示され、登録されているIPアドレス・AS番号が表示されます。表示されたIPアドレス・AS番号にはリンクが貼られており、クリックするそのIPアドレス・AS番号の情報を参照できます。

参照元情報を含めての検索をした場合でも[参照]の項目が出てこない場合は、IPアドレス・AS番号の情報に登録されていないということを意味します。

Group Contact Information: [担当グループ情報]
[グループハンドル] JPxxxxxxxx
[グループ名] △△担当
[Group Name] △△ team
[組織名] □□株式会社
[Organization] □□ Corporation
[部署] ○○部
[Division] ○○ division
[電話番号] 03-yyyy-zzzz
[FAX番号] 03-yyyy-zzzz
[最終更新] 2021/11/19 12:02:04(JST)
[参照] NET/192.168.0.0/24
[参照] NET/2001:db8::/32
[参照] AS/65536

参照元情報を含めて表示する場合の検索方法ですが、ハンドルの前に”^”を付けます。例えば、”^JPxxxxxxxx”と検索窓に入力します。

JPNIC WHOIS Gatewayでも同様ですが、画面下部に「検索オプション」の項目があり、こちらで参照元情報を含めて表示するのラジオボタンを選択することでも可能です。

管理しているネットワークが多い場合など、どの情報に登録してたか確認する時に活用いただける機能です。覚えておくと、役立つのではないかと思います。


4回にわたってWHOIS検索に関する基礎的な内容をまとめてきました。JPNICのWHOIS検索をされるにあたり、少しでもお役に立てていれば幸いです。