JPNIC Blog JPNIC

オークランドに行ってみませんか?~APRICOT 2016参加支援プログラムの応募受付は12/17まで!~

event_team 

本記事でご紹介しているAPRICOT 2016参加支援プログラムですが、若干名の余裕がありますので応募締切を12月17日(木)23:59まで延長しました。奮ってご応募ください!【2015年12月9日追記】

2016年2月15日(月)から26日(金)まで、ニュージーランドのオークランドにて「APRICOT 2016」が開催されます。

「APRICOT」と聞くと、今年の初めに福岡で開催された「APRICOT-APAN 2015」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。そうなんです!APRICOTは年に1回、毎年2月か3月に開催されているネットワーク運用者を主な対象とした国際会議ですが、その会合が来年はオークランドで開催されます。

今年の2月末から3月はじめにかけて開催したAPRICOT-APAN 2015では、日本開催ということもあり、国内から約300人の方にご参加いただきました。10年ぶりの日本開催ということもあり、普段はなかなか参加できないけれど参加した方もいらっしゃったのではないでしょうか。

写真は福岡で開催されたAPRICOT-APAN 2015のインターネットガバナンスに関するセッションの一コマ。会期中はAPRICOTだけで2~3セッション、APANも含めるとその倍近くのセッションが同時進行で開催されました。

APRICOT 2016参加支援プログラム ご応募受付中!

次のAPRICOTがもうすぐ開催されるということで、「行ってみたい!でもニュージーランドは遠いし、海外出張はお金もかかるし、会社の許可を得るにはハードルが高いなぁ泣き顔」という30歳以下の若手技術者・研究者の方にお薦めなのが、「APRICOT 2016参加支援プログラム」です。

支援対象として選ばれた方の (1)APRICOT 2016の参加登録費、(2)日本からニュージーランドまでの航空券代、(3)会期中の宿泊費をAPRICOT-APAN 2015 フェローシップ委員会が全額補助します。募集要項などの詳細はJPNICのWebページをご確認ください。

APNIC40 参加報告会を開催しました

「興味はあるけど実際の会議の様子はどうなんだろう?」という方に、この場を借りて、参考になるかもしれない情報を一つ紹介します。

先日開催したInternet Week 2015の中で、APNIC 40報告会を行いました。フェローシップ委員会では、今年9月に開催されたAPNIC 40カンファレンス向けにも参加支援プログラムを提供しており、20歳から30歳までの4名の方の旅費支援を行いました。当日はその4名の方による参加報告が行われました。参加報告書や当日の発表スライドがInternet Week 2015のページに掲載されていますので、詳しい内容はそちらをご覧ください。

はじめにフェローシップ委員会 委員長の石田慶樹さんより、APNIC 40カンファレンス参加支援プログラムの概要や支援者たちの会期中の様子をご紹介しました。会期中、このプログラムの支援を受けたみなさんは、APNICのご厚意により、APNICが提供する支援プログラムによって選出されたアジア太平洋地域の方々と一緒に、専用のブリーフィングや食事会に参加していました。みなさんの発表スライドに、様々な国/地域の方々との集合写真が載っていますが、これはまさにそのときに撮影されたものです。

引き続き、4名の方の参加報告が行われました。全員に共通していたのは、最新技術動向を得るだけでなく世界で活躍する技術者・研究者との出会いと交流の場としてのAPNICカンファレンスが印象に残っていること、そしてAPNIC 40で得た経験を学内/社内に展開したり、ジャカルタで出会った方々と引き続き情報交換を進めたりしているなど、早くも何らかの行動を起こしている点です。

ジミー ハディ スサントさん(ソフトバンクモバイル株式会社)

ジミー ハディ スサントさんは、現在ソフトバンクモバイルでDNSの運用をしています。APNIC 40が開催されたインドネシアの出身です。業務と関連しているということで、行く前から絶対に聴いてみたかったというDNS関連のセッションが特に印象に残っているそうです。また、離れている間に急速に普及した母国のインターネット事情から、有線より無線が人気など、今後、日本企業がインドネシアに進出する上で考慮した方がいい点を考察しました。

高木 萌さん(山形大学)

山形大学3年生の高木さんは、4名の中で最年少。専攻は物理学とのことですが、Linux研究会を立ち上げたり、ルーティングに挑戦した経験があったりと、インターネットにも興味を持っているようです。「各セッションの詳細な報告は社会人の皆さんに譲ります!」ということで、大学生ならではのフレッシュな観点で、会期中に得たことや気づいたことを中心に発表しました。「まだ学生だし、あるいは社会人になって間もないし、行っても何もできないのではないか」と応募を迷っている方は、高木さんの参加報告が参考になるのではないでしょうか。

筒井 瞬さん(GMOインターネット株式会社)

GMOインターネットでセキュリティ関連の業務に携わっている筒井さんは、各国のIPアドレス管理事情やライトニングトークでのOnionLinkに関する発表に関心を持ったそうです。会期中はたくさんの方(APNIC 40参加者に限らず会場ホテルのスタッフの方にも!)に積極的に話しかけていたそうで、「今度は発表者として行きたい」と意欲を見せていました。APNIC 40終了後に腹痛を感じて現地の病院に入院したという衝撃(?)の事実をさらっと語るたくましい姿に、参加者一同、最後まで感心させられました。

原口 直大さん(大阪大学)

大阪大学の職員として学内ネットワークの保守・運用をしている原口さん。先輩や先生の勧めで応募した方が多い中、唯一この支援プログラムに関する情報を直接受け取り、周囲の承認を取り付けて応募したという行動派です。IoT/M2Mの話題が議論されることに、APNIC カンファレンスのプログラムの幅広さを感じたほか、タイ政府機関のセキュリティに関する取り組み、限られた予算でIXを構築する取り組みについての発表が印象に残ったそうです。参加者と情報交換をする中で、より技術力や英語力を高めたいと刺激を受けたそうで、「はじめて参加したときは自分もそうだったので、まだまだこれから!」とフェローシップ委員からエールが送られました。

APRICOT 2016の応募受付は12/817まで!

APNIC 40参加支援プログラムに関しましては、ご応募いただいた方はもちろんですが、この支援プログラムを紹介して周囲に応募を勧めていただいた皆さまにも感謝いたします。本当にありがとうございました!

そしていよいよ、APRICOT 2016向けの応募締切が12月8日(火)17日(金)に迫ってきました。APRICOTは開催日数、参加者数とも、APNICカンファレンスより多く、より規模の大きい会議です。プログラムは現時点でまだ大枠のみの公開ですが、IPv6、DNS、ルーティングなど技術的な話題を扱ったセッションがより多くなる見込みです。このblogをお読みの皆さまも、周囲の若者に「オークランド、行ってみない?」と積極的に声をかけていただければ幸いです。

次回も素敵な方々にお会いできることを楽しみにしています笑顔