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ARIN地域のIPv4アドレス在庫が枯渇しました

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全世界に五つある地域インターネットレジストリ(RIR)の一つである、ARIN地域においても、自身が持つIPv4アドレスの在庫が枯渇した旨のアナウンスがありました。APNIC地域(2011年4月)RIPE NCC地域(2012年9月)LACNIC地域(2014年6月)に続き、4番目に在庫枯渇を迎えました。

ARINからのアナウンス:ARIN IPv4 Free Pool Reaches Zero

アジア太平洋地域の地域インターネットレジストリであるAPNICでも、ARIN地域でのIPv4アドレス在庫枯渇についてブログで取り上げています。

APNICブログの記事:ARIN Reaches IPv4 Depletion

この在庫の枯渇以降、ARIN地域においては、IPv4アドレスの割り振りを希望する組織に/28~/24のサイズに限定して、残る在庫の中からIPv4アドレスの分配が行われることとなります。なお、ARINではIPv4アドレスの割り振り待機者リストを公開しており、上記/28~/24の分配を希望しない組織は、希望によりこのリストに掲載されることとなります。リストに掲載された待機者には、IANAに一度返却されARINに再度割り振りが行われたIPv4アドレスが分配されます。

JPNICでは、JPNICオープンポリシーミーティングなどにおいて、各RIRの状況を定期的に報告しています。先日開催した、第28回JPNICオープンポリシーミーティング(JPOPM28)でも各RIRの状況をご紹介しています。資料全体はオープンポリシーフォーラムのWebページから参照することができます。興味のある方は、こちらからご覧ください(「JPNICにおけるポリシー実装状況報告」の資料の中に含まれています)。以下は、その際に利用した資料から該当する部分を抜粋して、本日(9/25)時点の内容にアップデートしたものです。

在庫枯渇後にIPv4アドレスの分配を受ける手段の一つとなる、IPv4アドレス移転の状況についても少しご紹介します。現在、AFRINIC地域を除き、RIR内でのIPv4アドレス移転が可能となっています。RIR間のIPv4アドレス移転は現在、APNIC地域とARIN地域間に限り可能となっています。まもなく、RIPE地域でも開始予定です。以下のスライドもJPOPM28での発表資料となりますが、RIR間のIPv4アドレス移転についてまとめたものです。

ARIN地域でのIPv4アドレス在庫枯渇について、JPNICからもアナウンスを行っています。今後も、IPv4アドレスに関する動向を追いかけていく予定ですので、JPNICのWebページ等を定期的にチェックしてみてください。

JPNICからのアナウンス:北米地域レジストリにおけるIPv4アドレス在庫枯渇のお知らせ