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APNIC47フォトレポート

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2019年2月18日~2月28日まで、APNIC47/APRICOT2019が韓国・大田広域市にて開催されました。アジア太平洋地域のアドレスポリシー議論や技術交流・勉強会などが行われる本会議には、世界57の国と地域から700名以上の方々が集まりました。本会議で議論された技術動向やアドレスポリシーの動向はJPNIC News & Viewsで詳細にご紹介しますが、本稿ではその様子を写真とともに振り返りたいと思います。

会場となったDaejeon Convention Centerをはじめ、大田では近代的な建物が多くみられました。大田は1970年代から研究学園団地として多くの研究機関を置き、1993年には万博を開催するなど韓国のさまざまな分野での技術をリードする都市となっています。

初参加者が集まり、自己紹介を行うNewcomers Socialの様子です。軽食をとりながら様々な国・地域の人と交流します。

その後全体でのOpening Ceremonyがスタート。まずは韓国の伝統太鼓演奏が披露されました。

そして、今回のホストである、韓国科学技術情報研究院(KISTI)代表や大田市長から挨拶があり、ISOC CEO Andrew Sullivan氏等の基調講演などが行われました。

会期中のセッションではJPNICからも情報発信を行いました。Cooperation SIGでは日本におけるインターネット上の海賊版対策について、NIR SIGではJPNICの活動報告を、IPv6 deploymentではIPv6社会実装推進タスクフォースの設立といった日本のIPv6促進活動についてそれぞれ発表しました。

@NIR SIG

@IPv6 deployment

APNICでのアドレスポリシーを議論するPolicy SIGでは闊達な意見交換が行われておりました。現地だけでなく、オンラインから賛成反対の意思表明ができるシステムを導入しており、スクリーン上にその比率が表示されるようになっていました。

 スクリーン上の円グラフがオンラインの意見をリアルタイムで表します。
発言しているのはAPNIC ECの奥谷泉氏。(マイクの前には歴代最年少参加者もいますね 🙂 )

議論がヒートアップするとマイク前に列ができることも…

 最終日はAnnual General Meetingが行われました。AGMではこれまでの各セッションの振り返りとEC(理事)を決める選挙が行われます。既報となりますが、今回のEC選挙ではJPNIC理事でもあるインターネットイニシアティブ(IIJ)の松崎吉伸氏が当選されました。

投票方法はwebと紙の2種類あります。不正が無い様、投票箱に細工が無い事を確認します。
左側のブースで投票用紙を受け取り、右の投票箱に投票していきます。
結果発表。字幕が名前を拾えていませんが1934票が松崎氏です。
AGMの最後にはスポンサーに贈られる記念品をいただきました。

~国際会議での異文化交流~

APNICでは、オープニングの大太鼓演奏の様に、開催国の文化を世界各国の人々と楽しむこともできます。

今回のOpening Receptionは韓国で盛んなスポーツ、ゴルフをテーマとした施設、ZOIMARUで開催され、バーチャルゴルフ等を体験することができました。

Closing Socialは韓国の伝統建築”Ssangcheongdang”で屋外立食パーティーでした。バンドの生演奏とおいしい料理で楽しい最後の夜を過ごせました。

会場では野生⁉のうさぎが歓迎。

また、会期中の早朝プログラムとして、K-POPダンスのレッスンなども行われていました。現地文化交流、他参加者との交友を深める意味でとても良いプログラムであったと思います。

これらの様子はAPNICのFlickrでも見ることができます。

次回APNIC48はタイ北部のチェンマイ、APNIC49/APRICOT2020はオーストラリアのメルボルンにて開催予定です。ぜひ一度現地参加し、各国のインターネット関係者と交流されてみてはいかがでしょうか。

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