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JPOPM36開催のご案内

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2019年6月21日(金)に、第36回JPNICオープンポリシーミーティング(JPOPM36)が、東京・神田のJPNIC会議室にて開催されます。

JPOPMは、日本国内におけるIPアドレス、AS番号管理に関するポリシーを議論し、コンセンサスを形成するためのミーティングで、年に2回、6月~7月頃と11月頃に、JPOPF運営チームの主催により開催されています。

開催日が目前となりましたが、みなさま、もう参加登録はお済みですか?

現在予定されているJPOPM36のプログラムは以下の通りです。

— 第1部 (13:15-15:00予定) —
1. JPOPM36オープニング
2. [I] JP PDP (JPNICにおけるPolicy Development Process)解説
3. [I] 初めてのAPNIC Policy SIG
4. [I] JPNICアップデート(統計情報)
5. [I] WHOIS教室
— 第2部 (15:20-17:50予定) —
6. [I] APNIC47・RIRレポート
7. [I] JPNICアップデート(ポリシー実装)
8. [P] (036-01)JPNICにおけるWHOIS正確性向上の検証
9. [I] 次回APNIC Proposalに関する事前意見交換(prop-130他)
10. JPOPM36クロージング

 * 発表タイトル冒頭の[I]は情報提供、[P]は提案を表します。

 *プログラムおよび発表資料は変更の可能性があります。最新のプログラムおよび発表資料につきましては、JPOPM36サイトにてご確認ください。

 

今回のポリシー提案:9. [P] (036-01)JPNICにおけるWHOIS正確性向上の検証

IPアドレス、AS番号に関するポリシーは、レジストリ等が決めて利用者はただそれに従う、というものではなく、使う人たちが決めるものです。また、一度決めた後も、その時々の状況に応じて変更が必要であれば提案し、議論して合意に達した場合には変更をしていくこととなります。

JPOPM36では、ポリシー提案1件が上がっており、議論が予定されています。

036-01: JPNICにおけるWHOIS正確性向上の検証

WHOIS正確性向上を目指した提案は、これまで、ARIN、RIPE NCC、LACNICでも議論されてきました。そしてJPNICの上位レジストリであるAPNICでも、昨年9月のAPNIC46にて、WHOIS登録情報の正確性向上のための施策であるprop-125がコンセンサスとなり、その後のプロセスを経て実装が進められました。間もなく もなく2019年6月30日から、検証プログラムが開始されようとしています。

prop-125: Validation of “abuse-mailbox” and other IRT emails

APNICでは、具体的には、WHOIS登録情報のうちIncident Response Team (IRT)オブジェクトについて定期的に連絡を行ってレスポンスを求め、レスポンスがない場合には段階的にMy APNIC (APNICからIPアドレス等の番号資源の分配を受けている組織が、番号資源の管理で利用するポータルサイト)に警告を表示→My APNICの一部機能を制限する、といった措置が取られる予定とのことです。

これを受けて、JPNICではどのようにWHOIS登録情報の正確性向上の取り組みをするとよいか、検討をしよう、ということで今回の提案が提出されました。

WHOIS登録情報はレジストリによって異なり、JPNICのWHOIS登録情報には、現時点でIRTオブジェクトはありません。そのため、JPNICでWHOIS正確性向上のための取り組みを行う場合にも、その具体的な方策はAPNICとは異なるものとなる可能性があります。

今回の提案では、具体的な対応を検討するための、ワーキンググループを設立することが提案されています。WHOIS正確性向上にご意見、ご関心をお持ちの方は、ぜひ議論にご参加ください。

詳しい提案内容がJPOPFのポリシー提案ステータスサイトにて公開されておりますので、ぜひ内容をご一読の上、ミーティングでの議論にご参加ください。

 

情報提供、意見収集セッション

JPOPMではポリシー提案以外にも、各種情報提供や、次回APNICミーティングで議論予定のポリシー提案に関する意見収集が予定されています。

毎回恒例となりました、JP PDP (JPNICにおけるPolicy Development Process)の解説や、RIRミーティングの報告等の他、第1部の「3. [I] 初めてのAPNIC Policy SIG」では、2月に韓国・大田で開催されたAPNIC47カンファレンスに初参加した、JPNICの中川が、その経験・感想をお伝えする予定です。また、「 5. [I] WHOIS教室」では、始めての試みとして、WHOISの利用方法に関する解説が予定されています。普段お使いいただいているWHOISについて、知識を深め、より便利にお使いいただくための一助となるのではないかと思います。

そして「9. [I] 次回APNIC Proposalに関する事前意見交換(prop-130他)」では、次回9月にタイのチェンマイで開催されるAPNIC48カンファレンスにて議論予定のprop-130について、会場の意見を募ります。

prop-130: Modification of transfer policies

この場で集められた意見は、APNICでの議論の際にも日本からの意見として伝えられます。APNICカンファレンスには直接参加できないけれど意見を言いたい方、APNICのMLに直接投稿するのは難しいけれど意見を言いたい方にも、ぜひご意見をお聞かせいただければと思います。もちろん日本語で大丈夫です。

前回、JPOPM35の会場の様子

 

JPOPM36への参加は、2019年6月20日(木)17:00までに、参加申し込みサイトよりお申し込みください。

なお、当日は、リモートでの参加環境も提供する予定です。業務のご都合等で、直接会場に来るのが難しい方は、ぜひご利用ください。第36回JPNICオープンポリシーミーティング開催のご案内「リモート参加について」をご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております!