IPv6ハンズオンセミナーCATV編を開催中です!
event_team JPNICからのお知らせ本日(2019年10月11日(金))、東京 神田のJPNIC会議室でIPv6ハンズオンセミナー CATV編を開催しています。
このセミナーは、一般社団法人日本ケーブルラボ(JLabs)との共催で、約半年ぶり、3回目の開催となります。CMTSとケーブルモデムの実機を触りながらIPv6の設定をしていただくことを通して、CATV事業者の皆さんにIPv6対応の知識や経験を持ち帰っていただくことを目的に開催しています。台風が関東にも近づいてきている中での開催となりましたが、全国各地のJLabs会員CATV事業者の方、計6名にご参加いただきました。
台風の影響を考慮して少し時間を前倒してのスタートとなりましたが、午前中はハンズオンに入る前の復習ということで、IPv6の基礎知識を学んでいただきました。JLabsの山下博之さんよりIPv6の最新の普及状況やケーブルインターネットにおけるIPv6化について解説いただいたあと、JPNICの塩沢啓よりIPv6の基本的な機能についてお伝えしました。
左は午後からのハンズオンの様子です。JPNICの佐藤秀樹の解説のもと、実際にCMTSの操作やDHCPv6によるIPv6アドレス設定を体験していただいています。右の写真はCMTSで、起動音が大きいため隣の部屋に設置しました。それでももれ聞こえてくるCMTSの音を聞きながら、皆さん熱心に作業されています。
JPNICでは、このようにIPv6対応に向けて各種セミナーを開催しておりますので、もしこんなことを聞きたい、興味があるというものがありましたら、お気軽にお知らせいただければと思います。
また、来月末に開催のInternet Week 2019では、Hello IPv6, Good bye IPv4 ~ 実例から学ぶ、IPv4を使い続ける努力とIPv6を使い始める努力 ~と題して、IPv4において通信に影響が出ている実例や中小法人のIPv6導入など、実例に基づきながらIPv6化のノウハウについて解説します。こちらも興味がありましたら是非ご参加ください!
なお、今回のセミナーで使用しているCMTSやケーブルモデル一式は、IPv4枯渇対応TF(現:IPv6社会実装推進TF)の教育・テストベッドWGにも参加していたARRIS社様のご好意によりお借りしました。この場を借りて、お礼申し上げます。