【Internet Week 2022 見どころ 第7弾】スプリンターネットを読み解く
event_team Internet Week JPNICのイベント インターネットガバナンス2022年11月21日から11月30日にかけて、「Internet Week 2022 ~インターネットの羅針盤~進路を未来に取れ~」が開催されます。オンラインWeekとハイブリッドWeekがありますが、通し券で7日間の全セッションにご参加いただけます。
Internet Week 2022プログラムの見どころをご紹介する第7弾では、「スプリンターネットを読み解く」を紹介します。
山賀:みなさん、こんにちは。Internet Week 2022 実行委員の山賀です。今回はInternet Week 2022 オンラインWeekの11/24(木) の午前に行われる社会派プログラム「スプリンターネットを読み解く」を紹介します。お話を伺うのは、講師も務めるプログラム委員の近藤明浩さん(日本ネットワークオペレーターズグループ(JANOG)/GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)と、JPNICの前村昌紀さんです。近藤さん、前村さん、よろしくお願いいたします。
近藤・前村:よろしくお願いいたします。
山賀:今日はよろしくお願いいたします。では早速ですが、このプログラムを企画した意図は何か教えてください。
近藤:2022年の主な出来事として「ロシアのウクライナ侵攻」は話題として避けては通れないと考えており、利用者を便利にするためのインターネットが争いの道具、武器になっている現状があります。
インターネットの分断「スプリンターネット」が大きな話題となり、また、各種団体、各国でさまざまな議論があったと思います。
このような状況下でインターネットはどうあるべきなのか?というところをみなさんと一緒に考えたいと思い企画させていただきました。
このような状況下でインターネットはどうあるべきなのか?というところをみなさんと一緒に考えたいと思い企画させていただきました。
山賀:なるほど。ではどのような点に気を付けて講演者に依頼されましたか?
近藤:六本木会議、JANOG50、日本インターネットガバナンスフォーラム2022 の登壇を拝見し、登壇者のお一人でもある、JPNICの前村さんにご相談して一緒に調整をしました。あくまで中立なお立場として、さまざまな視点でお話いただければと考えています。
山賀:見どころ、特に聴いてほしいポイントはどこですか?
前村:これまでスプリンターネットのセッションを3回やってきましたが、経済学者、事業者、地政学とセキュリティ、技術コミュニティというそれぞれの立場からの視点を提示するだけして、みなさんに考えていただきたい、といった仕立てになっていたと思うのですが、今回はこれまでの登壇者のみなさんのご協力と許しを得ながら、できるだけ整理した形で Internet Weekの参加者の皆さんにお話しするということを考えています。みなさんのモヤモヤをどれだけ解消できるか、頑張ります!
山賀:今年のIWのテーマは「インターネットの羅針盤-針路を未来に取れ」ですが、このプログラムでともに考えたい/ご提案したい未来への方向性とは何でしょうか?
近藤:今回のテーマにぴったりなプログラムだと考えています。ただ、今回でなんらかの解決策が見つかるプログラムだとは思っていません。このような登壇の機会のなかでご参加いただけるみなさまと一緒に耳を傾け、共に考えるきっかけになればと考えています。
山賀:ちなみに、このプログラムはどのような方を対象としていますか?
近藤:インターネットに携わるあるゆる方々、インターネットって分断していいの?ってところに疑問をお持ちの方!
また、「スプリンターネットって何?」って方も全然ウェルカムです。このような登壇の機会のなかでご参加いただけるみなさまと、一緒に耳を傾け共に考えるきっかけになればと考えています。
山賀:最後にメッセージをお願いします。
近藤:11/24まで約2週間ですが、すでに結構、緊張していますw
今回のスプリンターネットのテーマがご参加いただける方々に気付きの一つになればと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回のスプリンターネットのテーマがご参加いただける方々に気付きの一つになればと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
山賀:近藤さん、前村さん、ありがとうございました。