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『インターネット白書2025 岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス』発刊、アーカイブには2024年版を追加!

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インターネットの最新動向がわかる年鑑『インターネット白書』の最新版『インターネット白書2025』が、2025年2月12日(水)に発行されました。JPNICは、インターネット白書の企画・編集を行う編集委員会のメンバーとして、全面的に協力しています。

 

『インターネット白書2025』

2025年版では、選挙、災害、生成AIの浸透など世界が目まぐるしく変化する中で、インターネットのデジタル空間がどのように動いたのかを振り返ります。

SNSに氾濫する偽・誤情報や誹謗中傷の影響、インターネットと公職選挙法の現在、ビッグテックを中心としたデジタルプラットフォームの在り方など、さまざまな改革の論点を整理し、生成AIが浸透する状況を踏まえたグローバルなデジタルガバナンスの枠組みについても解説しています。

誰もが自由に参加できるインターネットにおいて、ビジネスや個人の表現、研究活動を安全な形で進めるために、2025年、立ち止まって考えるべきことは何か。インターネット白書の最新刊で、お確かめください。

今年注目のキーワードは……、

  1. エッジAI
    PCからスマホまで「手元でAI処理」の環境が広がる
  2. AIデータセンター
    増え続けるAI需要に応える高性能計算インフラ
  3. SDV
    AI×ネットワークでクルマは移動基盤の一要素に
  4. 越境EC
    中国発の越境ECサイトが世界を席巻
  5. プラットフォーム規制
    世界中で加速するビッグテック規制
  6. ダークパターン
    ユーザーの信頼を失う欺瞞(ぎまん)的デザイン
  7. 防災DX
    阪神・淡路大震災から30年、インターネットは支援に欠かせぬ存在に
  8. NTN(非地上系ネットワーク)
    6Gへ向けて注目される空のインフラ
  9. SNSとフェイク
    改善の兆し見えず増大し続ける深刻な影響
  10. グローバル・デジタル・コンパクト
    世界初のデジタルとAIガバナンスに関する包括的な枠組み

ぜひお手にとってお読みください。電子書籍版印刷書籍版の両方がご利用可能で、電子書籍版2,800円(税抜)、印刷書籍版3,200円(税抜)となっています。

「インターネット白書ARCHIVES」に2024年版を追加

『インターネット白書2025』の発刊にともない、前号の『インターネット白書2024(副題:AI化する社会のデータガバナンス)』が、無料バックナンバーサービス「インターネット白書ARCHIVES」に公開されました。

2024年版では、2023年に京都で開催された「IGF 2023(インターネット・ガバナンス・フォーラム2023)」に世界中から過去最多の参加者が集まり、「私たちの望むインターネット~あらゆる人を後押しするためのインターネット~(The Internet We Want – Empowering All People)」を掲げて議論され、その開催報告をしています。また、2023年版で初めて紹介した生成AIのムーブメントが急拡大し、創造活動、ビジネス、教育分野にまで具体的な影響を及ぼし始めたことを分野ごとに解説。さらに、惑星間インターネット、量子通信といった新技術の長期的取り組みについても研究者からの寄稿を掲載しています。

インターネット白書ARCHIVES

1996年からのインターネット白書が無料で読めるこの「インターネット白書ARCHIVES」は、これまでのインターネットの進化を一望できるサービスです。ぜひご活用ください。

■ 参考 ■

●JPNICからのお知らせ

『インターネット白書ARCHIVES』に2024年版が追加掲載(2025/02/21)

『インターネット白書2025』発刊のお知らせ(2025/02/12)

 

●株式会社インプレス(インターネット白書の発行元)からのニュースリリース

「インターネットの歴史を無料で読めるウェブサービス 「インターネット白書ARCHIVES」に2024年版を追加 IAjapan/JPNIC/JPRS/インプレス・サステナブルラボの共同社会貢献活動」(2025/02/21)

「拡大する生成AIの影響と立ち止まって考えたい課題 『インターネット白書2025 岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス』発行 29号目を迎えたデジタル業界定番年鑑の最新刊、33人の専門家が寄稿」(2025/02/12)

 

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