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ポリシーは「誰か」が決めるものじゃない。JANOG58登壇セッションのご紹介

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2026年7月15日(水)から17日(金)までの3日間、愛媛県松山市でJANOG58が開催されます。

JANOG(Japan Network Operators’ Group)は、インターネットやネットワークの運用に携わる人々が、組織や立場を超えて知見や経験を共有し、より良いネットワーク運用について議論するコミュニティです。毎回さまざまなテーマのセッションが企画され、最新の技術動向から運用ノウハウ、コミュニティ活動まで幅広い話題が取り上げられます。

今回のJANOG58では、「アドレスポリシーの成熟と継承~ポリシーの意義・将来を考えよう~」と題して、JPNICから花井直樹、中川香基が登壇します。

7月17日(金)11:30-12:15 本会議場2F-A(真珠の間A)

https://www.janog.gr.jp/meeting/janog58/pr-address-policy/

「IPアドレスポリシー」と聞くと、「どこで決まっているのか分からない」「APNICの会議で議論されるもの」「自分には関係がない」「運用者ではなくアドレス管理者が決める遠い話」といった印象を持つ方も少なくないのではないでしょうか。

しかし実際には、インターネット番号資源の割り振り・管理・移転に関するルールは、ISPやクラウド事業者、IX、データセンター、コンテンツ事業者、企業ネットワークなど、多くのネットワーク運用者に影響を与えるものであり、その方策は自身で関与して決めることができます。

このセッションでは、そのような方々に向けて、IPアドレスポリシーがどのように作られ、なぜ「今」関与が必要なのかを紹介します。また、APNICコミュニティで実際にどのようなProposal(ポリシー提案)が議論されているのか、近年の事例も交えながら解説します。

ポリシーは「コミュニティ」が作る

アドレスポリシーは、APNICやJPNIC事務局が一方的に決めているわけではありません。

運用者やLIR、研究者など、コミュニティの誰もがProposalを提出し、プロセスに則って議論を重ねながら合意形成を行う「ボトムアップ」の仕組みで策定されています。

IPv4アドレス在庫の枯渇以降は、IPv4アドレス移転制度の整備や見直し、IPv6普及を後押しする制度変更、アドレスリースに関する考え方など、運用環境の変化に合わせて多くのProposalが議論されてきました。

制度の話に見えるかもしれませんが、その背景には「現場で困っていること」があります。つまり、Address Policyは運用者自身がネットワーク運用をより良くするために作り上げてきたルールなのです。

APRICOT2026/APNIC61 OPMの様子 APNIC Flickrより: https://flic.kr/s/aHBqjCJPdG

 

セッションでお話しする内容

当日は、次のような内容を予定しています。

  • アドレス管理の仕組み、アドレスポリシーとは
  • ポリシー策定プロセス
  • APNICとJPNICのポリシー、JPOPFとは
  • 過去議論されたProposal
  • 最近のProposalとその背景
  • コミュニティへ参加する方法

「ポリシー」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、初めて聞くような方でも理解できるよう、平易な内容でお話しします。

こんな方、ぜひお待ちしてます

今回のセッションはアドレスポリシーの基本的な策定方法、背景を説明し、関心を持っていただくことを目的としています。

  • APNICやRIRの活動について知りたい方
  • IPアドレスやASNの管理に携わっている方
  • ISPやクラウド、データセンターなどでネットワークを運用している方
  • IPv4アドレス移転制度やIPv6に興味がある方
  • IPアドレス管理に物申したいことがあるけど、どこに言えば良いかわからない方
  • 実は気になるポリシー提案があるけど、仕組みを知らず踏み込めていない方
  • コミュニティ活動やProposal提案をやってみたいと考えている方

アドレスポリシーは、一見すると限られた人だけの話題に思えるかもしれません。しかし、そのルールは私たちネットワーク運用者自身の声によって形作られています。

このセッションが、ポリシーを少し身近に感じ、コミュニティに参加するきっかけになれば幸いです。


JPNICはJANOG58 Meetingにゴールドスポンサーとして協賛しています。

ブースは本館 2F 展示会場ロビー 107です。会場案内図

2F 本会場場の近くですので、会議参加の際、お立ち寄りください!

同日17日(金)14:45-16:00には「『坂の上の雲』へ続く道は、どこにあるのか ― ネットワークに関わる人の最初の一歩と、その先へのつながりを考える ―」にてJPNIC 根津と前村が登壇します。

JANOG58 Newsletterにてご紹介いただきましたのでご覧ください。→https://www.janog.gr.jp/meeting/janog58/nl-pr-sakanouenokumo/

参加者の皆様と議論ができればと思っております。ぜひご参加ください!

 

それでは、JANOG58の会場でお会いしましょう。

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