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あらゆるサービスの入口、DNSの「運用」と「今」を知る~Internet Week 2026 プログラム紹介

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11月19日(木)から27日(金)に開催する「Internet Week 2026」。「AI時代を生き抜く術(すべ)を学べ」をテーマに、インターネットにまつわる幅広い内容のプログラムを約30個お届けします。

JPNICブログでは、Internet Week 2026の注目プログラムや見どころなどを順次ご紹介していきます。IW2026で自分に合った学びを見つけるためのヒントをお届けします。

インターネットを使う上で欠かせないDNS。普段は動いていて当たり前の技術ですが、ほかの組織ではどう運用しているのか、最近どんな変化が起きているのか、気になりませんか。

IW2026の11月26日(木)は、DNSの運用現場と最新動向をまとめて知ることができる機会です。

今回は、午前の「90分で知るDNS運用の勘所 -権威サーバーとフルリゾルバー、それぞれの現場から-」と、15時からの「DNS Update」をご紹介します。DNSの仕組みを学んだ後、実際の運用では何に気を付ければよいのか。そして、長く使われているDNSの世界で、今、どんな変化が起きているのか。

それぞれのプログラムについて、熊谷 維魅さん(日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)/株式会社日本レジストリサービス)・藤原 和典さん(WIDEプロジェクト/株式会社日本レジストリサービス)に伺いました。

仕組みを学んだ、その先へ。「90分で知るDNS運用の勘所」

C11 90分で知るDNS運用の勘所 -権威サーバーとフルリゾルバー、それぞれの現場から-
11月26日(木) 10:00~11:30/ホール

―DNSの「仕組み」ではなく「運用」を取り上げたのは、なぜでしょうか?

プログラムの企画を担当した熊谷さん

熊谷:DNSの基本的な仕組みを学べる機会は、IWのBasicオンデマンドやJPNIC 技術セミナーのオンデマンド講座などで、年々充実してきました。一方で、仕組みを学んだ人が実際に運用したいときや、運用を任されたときに、どんな構成を選べばよいのか、日々何に気を付ければよいのかを知る機会は、まだ多くありません。

DNSはあらゆるサービスの入口で、止まればその先のサービスも使えなくなります。それでいて、運用のノウハウは各社の現場の中にあり、外からは見えにくいものです。

基礎を学んだ人が、運用者として一歩を踏み出すための橋渡しになる場をつくりたい。それが、この企画の狙いです。

―どのくらいの知識があれば参加できますか?

熊谷:権威DNSサーバーとフルリゾルバーの違いや、基本的なレコードの意味など、DNSの仕組みを一度学んだことがある程度の知識を想定しています。運用の経験は前提にしていません。

冒頭には、各社の話を聞くうえで必要な知識を復習する導入パートを設けています。まだしっかり学んだことがない方や、学んだけれど少し忘れてしまった方でも、後半の事例についていけるように構成しています。

事前にBasicオンデマンドなどを視聴しておくと、より理解が深まると思います。

―講演者を選ぶ際には、どのような点を重視しましたか?

熊谷:いずれもDNS運用の第一線で、日々サービスを支えている方々にお願いしました。仕組みを知っているだけでなく、実際の運用の中で判断を重ねてきた方の話から、学べることは多いと考えたためです。

あわせて重視したのが、立場の違いです。権威DNSサーバーについては、クラウドのDNSサービスと広域のマネージドDNS、フルリゾルバーについては、コンテンツプロバイダのデータセンターで運用する方にお話しいただきます。

規模や用途の異なる現場を並べることで、聴講者が自分の環境に近いものを見つけられるようにしたいと考えました。

―特に注目してほしい見どころを教えてください。

熊谷:現時点で登壇者の方から伺っている内容では、3社とも「監視」に触れる予定です。

何をどう監視するかは、サービスの性質や立場によって違います。一方で、まずは状態を計測し、異常に気付けるようにしておくという考え方は、共通しているように思います。

立場が違っても変わらない部分と、立場によって変わる部分。その両方を3つの現場から聞けるのが、このプログラムの聴きどころです。

―IW2026のテーマ「AI時代を生き抜く術を学べ」とは、どのようにつながりますか?

熊谷:設定の書き方や仕組みについては、今ではAIに聞けばすぐに答えが返ってきます。ただ、その答えが自分の環境で本当に正しいのか、どこまでの可用性が必要で、何を監視すべきなのかといった判断は、運用の勘所を知らないとできません。

その判断の拠り所になるのが、現場で積み重ねられてきた経験や考え方だと思います。

また、AIを使ったサービスも含め、あらゆるサービスはDNSが正しく動いていることを前提にしています。基盤を安定して動かし続ける仕事の価値は、AI時代でも変わらないと思います。

―どんな方に、特に聴いてほしいですか?

熊谷:これからDNSの運用を担当する方、運用を始めて間もない方に、特におすすめです。ISPや通信事業者の方に限らず、企業やサービス事業者で、自社のDNSを運用する立場になる方にも聴いていただきたい内容です。

すでに運用されている方にとっても、他社がどんな考え方で運用しているかを知る機会になると思います。冒頭で前提知識を復習するので、DNSに詳しくない方でも聴きやすい構成にしています。

―参加した方に、どんなことを持ち帰ってほしいですか?

熊谷:自身の環境について、「うちでは何を監視しているだろう」「この構成で大丈夫だろうか」と考えるきっかけになればうれしいです。

また、このプログラムをきっかけに、DNS DAYやDNSに関するBoFなど、運用者同士が話せる場にも足を運んでもらえたらと思っています。

DNSは、普段は動いていて当たり前で、止まって初めて意識される技術です。その「当たり前」を支えている現場の話を、まとめて聴ける機会はなかなかありません。仕組みを学んでみたけれど、運用はまだ自信がない。そんな方にこそ、気軽に参加していただきたいです。

―ありがとうございました。


C11 90分で知るDNS運用の勘所 -権威サーバーとフルリゾルバー、それぞれの現場から-
日時:11月26日(木) 10:00~11:30
会場:KFC Hall & Rooms ホール


長く使われる技術にも変化がある。「DNS Update」

プログラムの企画を担当した藤原さん

11月26日(木) 15:00~16:30の「DNS Update」では、Root、JP、逆引き、フルサービスリゾルバ、ドメイン名、IETFの各テーマについて、DNS関連の最新動向をまとめて紹介します。

―今年の「DNS Update」では、どのようなことを伝えたいと考えていますか?

藤原:昨年と同じ題目・講演者組織で、この1年の変化を伝えていただきます。DNSの重要性は変わりません。長く使われている技術にも変化があることを知っていただきたいです。

―どのような方におすすめですか? また、AI時代という点では、どう捉えていますか?

藤原:ドメイン名を使う方、特にドメイン名を運用するような方に聴いていただきたいです。

カテゴリは「最新動向」としていますが、内容としては、ほかのカテゴリにも関わるものだと考えています。AI時代になってトラフィックは増えるかもしれませんが、使う技術そのものが変わるわけではありません。ぜひご参加ください。

―ありがとうございました。


C15 DNS Update
日時:11月26日(木) 15:00~16:30
会場:KFC Hall & Rooms ホール


IW2025 DNS Updateの様子

「DNS Update」は、長年にわたってDNS関連の動向を紹介してきたプログラムです。過去の資料と見比べながら、この1年で何が変わったのか、今年の動向をキャッチアップする機会としても、ぜひご活用ください。

DNSを安定して動かすための、現場の経験や判断。そして、長く使われる技術の中で起きている変化。11月26日は、その両方に触れられる一日です。

これからDNSの運用に関わる方も、すでに運用している方も、自分の環境を振り返ったり、知識を更新したりする機会として、ぜひご参加ください。

権威DNSサービスの最新調査、ドメイン名の悪用にも注目

同日17:00からは、「C18 DNSとドメイン名の現在地 -サービス選びから悪用の実態まで-」も開催します。

権威DNSサービスの最新調査から、市場の変化や技術的な傾向を紹介するほか、第三者の手に渡ったドメイン名がオンラインカジノへの誘導に悪用される事例を取り上げます。こちらもぜひチェックしてみてください。


Internet Week 2026テーマ「AI時代を生き抜く術(すべ)を学べ」

◆オンラインWeek :2026年11月19日(木)、20日(金)、23日(月)
◆カンファレンスWeek:2026年11月25日(水)~27日(金) 東京・KFC Hall & Rooms 

Internet Week 2026 プログラム:
https://internetweek.jp/2026/archives/program/

詳細はInternet Week 2026 Webサイトをご覧ください。

https://internetweek.jp/2026/

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https://internetweek.jp/2026/application

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