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APNIC 41 Photoレポート

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2016年2月22日(月)から26日(金)まで、ニュージーランドのオークランドにて、APRICOT 2016 / APNIC 41が開催されました。今回は、イベントの様子を撮影した写真を中心にレポートいたします。

なお、イベントの内容やプログラムについての詳しいレポートは、2016年3月15日(火)発行のJPNIC News & Views vol.1385をご覧ください。

また、開催期間中のプログラムの詳細はこちらからご覧いただけます。

APNIC41 Opening Ceremony (Feb. 22)

マオリ族の伝統の踊り「ハカ」が披露されました。このあと、会場にいた参加者全員で踊りと雄叫びを体験することになりました。

期間中、最も参加者の多いセッションとなり、会場に用意された無線LANになかなかつながらない、なんていうことも起きていました。

IANA Stewardship Transition (Feb, 22)

これまでにもAPNICカンファレンスの場では、IANA機能の監督権限の移管に関するアップデートの場が設けられてきました。番号資源コミュニティからの提案提出も済んで一段落となった今回は、和やかにセッションが進みました。 パネルディスカッション形式のセッションでは、写真のように壇上にソファーが設けられ、登壇者ができるだけリラックスして発表できるよう工夫されています。

NIR SIG (Feb. 23)

NIR SIGでは、APNIC地域にある七つのNIR(国別インターネットレジストリ)がそれぞれのアップデートを行います。JPNICからも統計情報、IPv6関連、インターネットガバナンス、RPKI、逆引きDNSSECの現状報告を行いました。それぞれのNIRごとに注力しているポイントが異なっていて、どの発表もとても興味深いものでした。

Cooperation SIG (Feb. 23)

セキュリティ、ネット中立性などさまざまな話題が取り上げられるCooperation SIGでは、JPNICの前村がNETmundial Initiativeのアップデートを行いました。

IPv6 Readiness Measurement BoF (Feb. 24)

さまざまな指標を元に各国におけるIPv6の普及度を報告するIPv6 Readiness Measurement BoFでは、藤崎智宏さん(日本電信電話株式会社)から日本の状況について報告が行われました。今回は日本の他にも台湾、ニュージーランド、ベトナムの状況について報告されていました。

APIPv6TF (Feb. 24)

IPv6 Readiness Measurement BoFに引き続いて開催されたAPIPv6TFでは、各国のIPv6への取り組み状況が報告されました。JPNICからは、日本国内における各団体の取り組みを簡単に紹介しました。その他にオーストラリア、バングラデシュ、韓国での取り組みが紹介されていました。

APNIC AGM (Feb.26)

EC(理事)としては約15年、議長としては13年にわたりAPNIC理事会のメンバーであったJPNICの前村昌紀が、今期をもってECを退任しました。 AGM (APNIC Annual General Meeting)での退任にあたってのスピーチの後、APNIC事務局長Paul Wilson氏と前村の記念写真撮影が行われました。

APRICOTカンファレンスのスポンサー各社の集合写真です。スポンサー各社には感謝の盾と記念品が贈られました。

番外編

2月24日(水)のIPv6 Readiness Measurement BoFの途中で、会場ホテルの火災警報が鳴動するハプニングがあり、全員が一旦ホテルの外に避難することになりました。下の写真がそのときの様子です。幸い誤作動だったようで、何事もなく無事にセッションが再開されました。

この他にも、APNICスタッフが撮影した写真が、flickerでもご覧いただけます。

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