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無線LAN(Wi-Fi)のお話

投稿者 tech_team on 2016年4月27日

すでに有ってあたり前となったWi-Fiですが、 加速度的に普及したことによる電波干渉も発生し、 一部ではネットワーク接続が「切れる・遅い・繋がらない」といった声も聞かれるようになりました。 JPNICのある神田オフィスでも類似の現象が発生していることから、 Wi-Fiの状況について、 今回は電波を発する側であるアクセスポイントに絞って調査してみました。

Wi-Fiで使われる周波数の帯域として、2.4GHz帯と5GHz帯があります。

2.4GHz帯の機器は普及率も高く、幅広い端末で対応しています。 さらに、公衆Wi-Fiや、 多数の方がお持ちのモバイルWi-Fiからも多数の電波を発することで、 周波数の幅であるチャネルが重複することになり、かなり混雑しています。 また、この周波数帯ではWi-FiだけでなくBluetoothなども利用しています。

【2.4GHz帯】
図:2.4GHzの電波分布

結論として2.4GHzでの改善は難しいため、 混雑を避けられる5GHz帯が利用できる環境を新たに整備しました。 2.4GHz帯と比較して電波の届きやすさは若干劣るものの、 利用があまり無くすいています。 直進性が強くて障害物に弱い性質を生かして、 事業所内のプライベートなネットワークでの利用にも向いているかもしれません。

【5GHz帯】
図:5GHzの電波分布

JPNICではオフィスのご来訪者向けにWi-Fiをご用意しております。 神田駅至近ということもあり、2.4GHz帯においては、 通信事業者の提供するWi-Fiや、 近所の事業所が利用するWi-FiのSSIDが見えるなど競争が激しいですが、 5GHz帯に対応した機器をお持ちなら、快適に通信ができるようになるかと思います。

ぜひお試しください。

【JPNIC会議室の窓際で拾える無線LANアクセスポイントの状況】
図:会議室で拾える無線LANアクセスポイント

検証に利用したツール