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将来のルートゾーンKSK ROの計画策定、COVID-19の影響により延期中

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以前、下記ブログ記事でご紹介した将来のルートゾーンKSKロールオーバーについてのパブコメに関して、 ICANNの担当者より、パンデミックの影響のため報告書の発表が遅れているとの報告がありました。

従来のスケジュールでは2020年4月末までにパブリックコメントのまとめが報告され、その後具体的な計画が策定される予定でした。
しかし、昨今の COVID-19の影響により、ルートゾーンKSKへのアクセスに必要な Trusted Community Representatives (TCRs) のメンバーが米国現地に集合できず、日々のルートゾーンへの署名に必要な ZSK の生成も苦労する状況となっています。

そのため、将来のルートゾーンKSKロールオーバーの計画は、現状では将来の状況が不透明であり、計画を策定したとしてもそれが守られるかどうか予想不可能なため、拙速に策定することを避けた模様です。

とはいえルートゾーンKSKは、トラストアンカーとしてDNSのセキュリティ確保に必要なものです。ICANNの担当者は、現在ICANNの考えている状況を含めたまとめを出来次第報告したいとしています。

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