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News & Views コラム:Internet Week 2020 の舞台裏 @配信チームより

pr_team 

メールマガジンで配信したインターネットに関するコラムを、このブログでもご紹介しています。12月は、Internet Week 2020のプログラム委員であり、配信チームとしてオンライン開催を支えていただいた、株式会社ブロードバンドタワーの青山尚暉さんに、その舞台裏についてお書きいただきました。


はじめまして、Internet Week 2020 配信チームの青山です。

このコラムをお読みになっている方々の中には、Internet Week 2020に参加された方もいらっしゃるかと思います。初のオンライン開催ということもあり、ご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが、無事終幕となりました。多くのご参加ありがとうございました。Internet Week 2020の配信の裏側を、手短ではありますがご紹介したいと思います。

例年ですと、NOCチームが浅草橋のヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスにおいて、学生スタッフと一緒にIPアドレスの利用設計、物理ネットワーク設計、構築、運用をし、来場者にカンファレンス中利用いただくネットワーク整備をしていました。しかしながら、今年は感染症が流行しておりオンライン開催となったため、学生スタッフを含めずに、Internet Week 2019NOCチームとJPNICの方々で配信チームが結成されました。

今回は、Zoomとニコニコ生放送を配信プラットフォームとして採用しましたが、Zoomはおなじみだと思いますのでニコニコ生放送について少し触れようかと思います。なお当初は、YouTube Liveも検討されていましたが、有料購入したチケットと引き換えにLive配信URLを配布することが利用規約上不可なことが発覚し、ニコニコ生放送を採用しました。

Zoomとニコニコ生放送の二つの配信プラットフォームに配信することにしたのは、単一配信プラットフォームに依存すると、障害となった場合、参加者へ配信がストップする状態となり、最悪イベントの継続が不可能となるためです。それに備える目的で、Zoomとニコニコ生放送の二つのプラットフォームへ配信し、イベントの継続性を確保しました。どちらも問題なかったですが、備えることで安心して配信できたと思います。

また、講演者の皆様のご協力もあり、ニコニコ生放送のタイムシフト機能を有効にできましたので、リアルタイムでご覧いただけなかった部分は追っかけて見ていただくことができたかと思います。これもオンラインだからこそできることかと思いますので、個人的には継続していければと思っています。

今回は、配信チームでも一つカンファレンスセッションを実施しました。

C43 初のオンライン開催を支える!IW2020動画配信の裏側
https://www.nic.ad.jp/iw2020/program/detail/#c43

Internet Week 2020事務局から配信チームへ提出された要望、動画配信についての深い話、配信チームが明かす詳細な配信環境、といった内容の講演になります。例年通り、セッションで使った資料は後日Webで公開される予定ですので、Internet Week 2020 配信チームの知恵とナレッジが詰まったこの内容を、資料にてぜひご覧ください。

 


■筆者略歴

青山 尚暉(あおやま なおき)

株式会社ブロードバンドタワーに新卒入社。MSPサービスや、Amazon Web Servicesなどのクラウドを利用した監視システムの構築運用に従事。

コミュニティ活動

  • Internet Week 2020 プログラム委員、配信チーム
  • Internet Week 2019 NOCチーム

 


JPNICも年内業務は本日まで、2020年12月28日(月) 18:00 ~ 2021年1月4日(月) 10:00は年末年始休業期間となります。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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