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画像で振り返る Internet Week 2021

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昨年11月にInternet Week 2021を開催しました。前回に引き続き2年連続でオンラインでした。このブログ記事では、写真やスクリーンショットを交えてその模様をご紹介したいと思います。

Day1~3(11月16日~18日):ハンズオンプログラム

会期前半の3日間はハンズオンプログラムを開催しました。

こちらはドキドキの初日、開始前の配信スタジオの様子です。配信に関する詳細は先日公開したブログ記事をご覧いただければと思います。今年も東京・神田のJPNICオフィスを配信場所としました。講演者の皆さまはZoomに接続するか、こちらにお越しいただくかしてご講演いただきました。ハンズオンプログラムのご講演者は全員リモート登壇でしたので、配信場所は写真の通り数名のスタッフのみという状態でした。

実習中に分からないことがあれば、Zoomのチャット機能を使って質問することができます。ハンズオンは特に、実習を進めていく上で講演者と参加者とのコミュニケーションが必要とされるかと思いますが、「オンラインでハンズオンは大丈夫かな?」と言っていた2年前が懐かしい!?

 

Day4(11月19日):カンファレンスの部は25周年記念基調講演でスタート

会期4日目(2021年11月19日)からはカンファレンスです。Internet Weekが今回25回目の開催を迎えることを記念し、デジタル庁でChief Architectを務める江崎浩JPNIC副理事長に基調講演をお願いしました。「デジタル庁が進める”明日のカタチ” ~Internet Weekの開会に寄せて~」と題したこの基調講演の模様は、INTERNET Watchさまで取り上げていただきました。

お昼休みには協賛企業様によるウェビナーがありました。11月19日はJPRSさまの「DNSの「明日のカタチ」について考える – ランチのおともにDNS –」。おなじみの森下泰宏さまと、期待の若手社員・芳野光さまのコンビ。今年はJPRS様から希望者に参加者プレゼントがありました。「お菓子になるのは初体験です!」と芳野さまのコメントにもありますが、プレゼントの箱を開けてビックリされた方も多かったのではないでしょうか!?

午後からは毎年恒例のDNS DAY。本番2秒前!

実際の配信画面はこちら。司会の3名のみ配信スタジオにいまして、他の方はリモートで繋いでいました。

 

Day5(11月22日):ネットワーク運用の最新動向をチェック!

日曜日と祝日に挟まれた会期5日目(11月22日)はネットワークの運用管理に関するトピックを中心に。「どう使う?データセンターネットワーキング最前線」の三部作では最新動向の概要をご紹介するとともに、先進的な運用をされている企業さまの事例を紹介いただきました。

明日のインターネットをみんなで守る ルーティングセキュリティ」は、前年に引き続き松崎吉伸さま、渡辺英一郎さま、岡田雅之さまからこの1年のアップデートの報告がありました。 

 

Day6(11月24日):IPv6と○○の意外な関係?

会期6日目(11月24日)はセキュリティの話題を中心に。午前中はIPv6とSASEをテーマに2コマ。IPv6担当のプログラム委員とセキュリティ担当のプログラム委員とが専門分野の垣根を超え、議論を重ねて生まれたプログラムです。JPNICトークラウンジでも先日お世話になった河野美也さまには、IPv6とSASEの意外な(?)親和性についてお話いただきました。

お昼休みはレッドハット様のセミナーがありました。ご講演は中島倫明さま。レッドハット様にはここ数年、Ansibleのハンズオンで大変お世話になっています。終了後のアンケートにご回答いただいた方には、おうち時間に楽しく学べる(!?)とあるプレゼントが後日送られました。

午後のスタートは「サイバー攻撃2021」。JPCERT/CCさまとNICTさまにて観測されている知見を共有いただきました。会期中、もっとも参加者数が多かったのはこのプログラムでした。

OAuth/OpenID Connectの最新動向(FAPI/GNAP/IDAからVCまで)」の講演者全員によるパネルディスカッションの様子。安田クリスチーナさまは海外在住ということで、現地時間は深夜。遅い時間にご対応いただき本当にありがとうございました!

 

Day7(11月25日):引き続きセキュリティの話題。情報連携の大切さを再確認。

会期7日目のお昼休みはNTTコミュニケーションズさまのセミナー。栗原良尚さまに「IoTサービスを普及、展開する為に通信事業者が担うべき役割について」と題してお話いただきました。NTTコミュニケーションズさまの新たな一面に気づいた方も多かったのではないでしょうか?

思ったより側にある国際標準」ではIETF、W3C、ITU-Tなどの国際標準化団体の概要をご紹介し、標準化団体間の連携、日本からどう関わっていくのがいいかなどの議論が行われました。

Day8(11月26日):最終日は朝からスナック!?

8日間にわたったInternet Weekもこの日が最終日。朝イチのプログラムは、こちらのブログでも事前にご紹介した話題(?)のプログラム:「激論 データとプラットフォーム@スナックまさこ」。こちらはリモート登壇だった講演者さまとの朝の接続確認の様子です。

2時間の和やかながらも熱いトークは、まさこママの「また次回お会いしましょう!」というお言葉でお開きに。

お昼の協賛企業さまセミナーは2本立て。前半はSRAさま。石曾根信さまに「その運用ルール、守られていますか? ~つい”うっかり”が大きな事故に~」と題してご講演いただきました。

後半はJPIXさま。「光トランシーバの光レベル監視のススメ」と題して國武功一さまにご講演いただきました。

IP Meeting 2021」では、今回も吉田友哉さまに2021年のインターネット運用動向を総まとめしていただきました。東京オリンピック・パラリンピック開催、在宅勤務やWeb会議、オンラインイベントなどインターネットを利用したサービスが私たちの生活にさらに浸透するなど、インターネットトラフィックに影響を与えたと見られる出来事がこの1年もたくさんありました。

Internet Week 2021の最後を締めくくるのは「Internet Week 25周年記念パーティ」。2020年は断念したパーティを、今回はInternet Week25周年ということもあり、オンラインで開催しました。パーティ参加者の皆さまには、お食事・お飲み物に協賛企業さまからのプレゼントを同梱して、ご自宅等のご指定の場所に事前にお送りしました。

会は後藤滋樹JPNIC理事長のご挨拶でスタート。Internet Weekは25周年ですが、JPNICも実は30周年を迎えます。

会場の様子はこちら。オンライン交流ツールの「Gather」を利用しました。出席者の皆さまには、ブラウザから指定の場所にアクセスしていただきました。個人情報保護の都合でここでは粗い画像しか掲載できないのですが、雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。参加者は自分のアバターを設定し、それをPCの十字キーなどで動かしてバーチャル会場内を動き回ります。近くにいる方と会話ができたり、ステージ上で話すと会場内のすべての方に声が届きました。会場内には協賛企業さまやInternet Weekに関するバーチャル展示もありました。

 

開催を終えて・・・&次回予告

先月にはInternet Week 2021プログラム委員会の最終回を開催しました。参加した皆さまからいただいたアンケートの回答を確認しながら、振り返りを実施しました。プログラムに関するアンケートの回答は、オンデマンド配信中も受け付けています。Internet Week 2021にご参加いただいた皆さまはぜひ、お時間があるときにオンデマンド配信をご覧いただき「次回(2022年)はこんな話が聞いてみたい」などありましたらお寄せください!(参加者限定講演動画ページの各動画が表示されているすぐ下に、アンケートへのリンクがあります) 2022年のプログラム検討の際に参考にいたします。

また講演資料につきましては、今年も皆さまにご覧いただける形でWeb公開いたします。準備が整いましたらJPNIC Webにてお知らせしますので、もう少々お待ちください。 

多くの方に支えられて、2021年もInternet Weekを開催することができました。本当にありがとうございました!今年も11月に「Internet Week 2022」を開催予定です。夏ごろには日程などの情報をご案内できるかと思います。今後ともInternet Weekをよろしくお願いいたします。

プログラム委員会の打ち上げは、残念ながら今回も都内某所のお店ではなく、オンラインで、、、となりました。来年こそは☆

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