【Internet Week 2022 見どころ 第4弾】「サステナブルなインターネットのための情報的健康のすゝめ」
event_team Internet Week JPNICのイベント インターネットガバナンス2022年11月21日から11月30日にかけて、「Internet Week 2022 ~インターネットの羅針盤~進路を未来に取れ~」が開催されます。オンラインWeekとハイブリッドWeekがありますが、通し券で7日間の全セッションご参加いただけます。
Internet Week 2022プログラムの見どころをご紹介する第4弾では、Internet Week 2022の最終日(11月30日)にお送りする社会派のプログラム「サステナブルなインターネットのための情報的健康のすゝめ」を紹介します。
山賀:みなさん、こんにちは。Internet Week 2022 実行委員の山賀です。今回はInternet Week 2022の最終日、11/30(水)の午後に行われる社会派プログラム「サステナブルなインターネットのための情報的健康のすゝめ」を紹介します。今回は社会派コンテンツ担当のプログラム委員の佐竹茂さん(一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会/ニフティ株式会社)にお越しいただきました。まずは自己紹介をお願いします。
佐竹:プログラム委員の佐竹です。本日はよろしくお願いします。
山賀:こちらこそ宜しくお願いします。では早速ですが、このプログラムを企画した意図を教えてください。
佐竹:プログラム委員をお受けするにあたり、この1年ほどはこれまでにも増して、社会の不安が大きくなる事象が続いているように思えます。それにつられて、インターネット上に流通する情報も、根拠が怪しいもの、不安を煽るもの、攻撃的なものが増えてきているように感じられます。
こういったものに運営者として、また、ユーザーとして触れ続けていると、ふと何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってしまうときがあるように思えます。ちょっと大げさに言うならば、正気を保てているのだろうか?と疑問に思う時があるのです。
まぁ少し休んでおいしいものでも食べなさい、というところですが、こういった情報に触れ続けることは、少なくとも健康的ではないな、と思ったことがきっかけです。
こういったものに運営者として、また、ユーザーとして触れ続けていると、ふと何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってしまうときがあるように思えます。ちょっと大げさに言うならば、正気を保てているのだろうか?と疑問に思う時があるのです。
まぁ少し休んでおいしいものでも食べなさい、というところですが、こういった情報に触れ続けることは、少なくとも健康的ではないな、と思ったことがきっかけです。
山賀:なるほど。ではどのような点に気を付けて講演者に依頼されましたか?
佐竹:今お話ししたように、正気を保てているのだろうか、と思っていたところ、書店である本に出会いました。「デジタル空間とどう向き合うか~情報的健康の実現をめざして」(日本経済新聞出版)です。なるほど、情報的健康という考え方があるのだな、と思いました。そして、インターネットがサステナブルであるためには、ユーザーももちろんですが、何よりそのオペレーターが健康でなければ、正気でなければ、インターネットは維持できないはずではないか、と思ったのですね。
これはぜひご著者の先生のお話を聞いてみたい、そしてInternet Weekに参加されるみなさんにお伝えしたいと思ったのです。そこからはご著者である鳥海先生、山本先生に即アプローチですね。
山賀:ありがとうございます。では見どころ、特に聞いてほしいポイントはどこでしょうか?
佐竹:今まで、インターネットを運用する方々の健康を考えるセッションは無かったのではないかなと思います。健康診断の結果だけではなく、「フェイク」や「アテンション」に「中(あ)てられてはいないか」を考える機会になればと思います。
山賀:なるほど。ところで、今年のIWのテーマは「インターネットの羅針盤-針路を未来に取れ」ですが、このプログラムでともに考えたい、またはご提案したい未来への方向性は何でしょうか?
佐竹:そうはいっても「フェイク」や「アテンション」渦巻くデジタル空間とこれからも向き合っていかなければならないのですが、何より運営者、利用者ともに健康で、正気を保ち、レジリエンスが確保されていることがインターネットのサステナビリティに必要です。元気があれば何でもできる、そういうことではないでしょうか。
山賀:確かにおっしゃるとおりですね。当日が楽しみです。ちなみに、このプログラムはどのような方を対象とされていますか?
佐竹:インターネットの利用者だけでなく、日々最前線で運用に関わる皆さまです。
佐竹:インターネットの利用者だけでなく、日々最前線で運用に関わる皆さまです。
山賀:ありがとうございます。では最後にメッセージをお願いします。
佐竹:。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
山賀:佐竹さん、ありがとうございました。
山賀:佐竹さん、ありがとうございました。