JPNIC Blog JPNIC

JPNIC News & Views 2000号記念連動企画 ~ジャンル別、年別記事数ランキング~

pr_team 

JPNICが発行しているメールマガジン「JPNIC News & Views」が、通算2000号を迎えました!

…と言っても、JPNICファン(?)の方はよくご存じでも、このブログしか読まれていない方からすれば「それって、なに?」ですよね?

実はJPNICでは、メールマガジンも発行していて、毎月15日に発行する定期号のほか、トピックごとに発行する臨時号、毎週月曜日に前週のJPNICからのお知らせ、動きなどをキャッチアップできるトピックス号などを読者の皆さまにお届けしています。

そのJPNIC News & Viewsですが、2001年8月28日のvol.0「創刊準備号」、創刊号&初の定期号となる2001年9月14日のvo.1を皮切りに発行を続け、通算1000号を迎えたのは11年後の2012年の8月。そして、そこから10年9ヶ月を経て、この度ついに2000号に到達しました。

2000号では、これまでに取り上げた記事のジャンルを簡単にご紹介しましたが、紙面に限りがあるためざっくりとしたご紹介に留まりました。せっかくですので、年ごとの記事数をご紹介したいと思います。

JPNIC News & Viewsをご購読いただいている方には、「そんなこともあったなぁ…」と懐かしく(?)思っていただけるかもしれません。また、そんなメールマガジンを出しているなんて知らなかったそこのあなた!、これを見て「購読してみてもいいかも」ともし思っていただけたなら、こちらからぜひお申し込みをお願いいたします! ちなみに、バックナンバーはWebでもお読みいただけますが、購読していただけると担当者がとても喜びます 🙂 

これまで取り上げた記事数トップ10

まずは、これまで発行した全号を対象に、執筆記事の多いジャンルトップ10を挙げてみます。

ジャンル 記事数
IETF関連 256
ICANN関連 176
Internet Week関連 165
RIRミーティング関連 160
IPアドレス関連 86
その他ジャンル 72
JPNIC総会報告 62
ドメイン名関連 49
JPNICオープンポリシーミーティング報告 49
インターネットガバナンス関連 39

もっとも多いのはIETFミーティングのレポートを中心としたIETF関連記事で、大差を付けてのトップとなりました。次いで、ICANN会議報告/ICANN報告会レポートといったICANN関連の記事や、Internet Week関連の記事、APNIC/ARIN/RIPEといった地域インターネットレジストリ(RIR)の会合に関するレポートなど、RIR関連の記事が多くなっていました。

年ごとの記事数トップ5

トータルでは上記のような記事数となりましたが、年ごとでは以下のような内訳となっています。

2001年

発行のスタートが8月だったので、記事数全体がこの年は少なくなっています。

ICANN関連 3
ドメイン名関連 2
IETF関連 1
Internet Week関連 1
その他ジャンル 1

2002年

新gTLD導入の話題が盛り上がっていたので、ドメイン名関連の話題が多めです。

ICANN関連 5
ドメイン名関連 4
JPNIC総会報告 3
その他ジャンル 3
Internet Week関連 2

2003年

この年からInternet Week関連の記事が増えてきました。

Internet Week関連 7
ICANN関連 7
RIRミーティング関連 6
ドメイン名関連 5
その他ジャンル 5

2004年

この年もInternet Week関連の記事数がトップです。

Internet Week関連 11
その他ジャンル 7
RIRミーティング関連 6
ICANN関連 4
JPNIC総会報告 3

2005年

この頃からIETFの報告記事が大きく増えました。

Internet Week関連 12
IETF関連 10
ICANN関連 7
その他 6
JPNIC総会報告 3

2006年

IETF関連の記事がついにトップになりました。これ以降、多くの年でトップとなります。

IETF関連 12
RIRミーティング関連 11
Internet Week関連 10
ICANN関連 6
ドメイン名関連 4

2007年

IPv4アドレスの在庫枯渇が大きな話題となり始め、それに関連してRIR関連の記事も増えています。

IETF関連 13
RIRミーティング関連 12
Internet Week関連 8
IPv4アドレス在庫枯渇関連 7
ICANN関連 7

2008年

引き続き、IPv4アドレスの在庫枯渇に関する記事が多めです。この後、しばらくこの傾向が続きます。

IETF関連 13
Internet Week関連 12
IPv4アドレス在庫枯渇関連 8
RIRミーティング関連 7
ICANN 5

2009年

IETFが広島で開催されたということで、IETF関連の記事が多くなりました。

IETF関連 17
IPv4アドレス在庫枯渇関連 9
ICANN 9
RIRミーティング関連 7
IPアドレス関連 6

2010年

在庫枯渇が目前に迫ってきているということで、引き続き関連した記事が多めです。

IETF関連 11
IPv4アドレス在庫枯渇関連 7
ICANN関連 7
RIRミーティング関連 7
Internet Week関連 5

2011年

IANAのIPv4アドレス在庫が4月に枯渇しました。APNICの在庫も4月に枯渇しています。

IETF関連 12
ICANN関連 9
ネトボラ宮城活動レポート 7
Internet Week関連 6
IPv4アドレス在庫枯渇関連 6
RIRミーティング関連 6

2012年

前年の3月に発生した東北地方太平洋沖地震を受けて、インターネット環境の整備を支援することで被災地における情報収集と発信を手助けされていた、「ネトボラ宮城」の活動レポートを多数発行しました。

Internet Week関連 13
IETF関連 12
RIRミーティング関連 11
ネトボラ宮城活動レポート 7
IPv6アドレス関連 7

2013年

この年は、経路制御のセキュリティ技術である、リソースPKI(RPKI)の記事がランクインしています。

IETF関連 15
RIRミーティング関連 10
Internet Week関連 9
ICANN関連 4
RPKI関連 3

2014年

米国商務省電気通信情報局(NTIA)がIANA (Internet Assigned Numbers Authority)の監督権限を手放す移行を表明したことで、この年からインターネットガバナンスの記事が増え始めます。

IETF関連 12
ICANN関連 10
RIRミーティング関連 8
Internet Week関連 7
インターネットガバナンス関連 3

2015年

IETFが横浜で開催されたということで、IETF関連の記事がやや多めです。

IETF関連 15
RIRミーティング関連 13
ICANN関連 7
インターネットガバナンス関連 4
JPNIC総会報告 3
Internet Week関連 3

2016年

IANA監督権限の移管が完了したということで、この年もインターネットガバナンス関連の記事が上位に入っていました。

IETF関連 13
ICANN関連 6
RIRミーティング関連 5
インターネットガバナンス関連 3
Internet Week関連 3

2017年

この年から、上位の記事としては恒例の顔ぶれに戻りました。

IETF関連 13
RIRミーティング関連 12
ICANN関連 5
Internet Week関連 3
JPNIC総会報告 2
JPNICオープンポリシーミーティング報告 2

2018年

IETF関連 15
RIRミーティング報告 9
ICANN関連 6
Internet Week関連 4
JPNIC総会報告 2
JPNICオープンポリシーミーティング報告 2
IPv6アドレス関連 2

2019年

RIRミーティング関連の記事が久しぶりにトップになりました。

RIRミーティング関連 9
ICANN関連 8
IETF関連 7
Internet Week関連 3
JPNIC総会報告 2
JPNICオープンポリシーミーティング報告 2

2020年

ISOCによる.orgのレジストリであるPIRの売却騒動などがあった影響で、ICANN関連の記事が多く発行されました。

ICANN関連 8
IETF関連 5
RIRミーティング関連 5
Internet Week関連 3
JPNIC総会報告 2
JPNICオープンポリシーミーティング報告 2
インターネットガバナンス関連 2

2021年

新型コロナウイルス感染症の影響で各種会合に影響が出たため、メールマガジンの発行数にもその影響が見て取れます。。

ICANN関連 6
インターネットガバナンス関連 4
IETF関連 4
Internet Week関連 3
RIRミーティング関連 3

2022年

直近の1年間はこのような感じでした。各種会合のオンラインやハイブリッドでの開催が定着したため、メールマガジンの発行数も回復しつつあります。

IETF関連 8
ICANN関連 6
JPNIC総会報告 2
JPNICオープンポリシーミーティング報告 2
インターネットガバナンス関連 2
RIRミーティング関連 2

 

番外編:執筆回数ランキング

最後に、これまでJPNICのメールマガジンに記事を書いていただいた執筆者の方についても、執筆回数トップ20の方を以下にまとめてみました。こちらの一覧にお名前がない方も含めて、皆さまがご寄稿していただいた記事のおかげで2000号まで到達することができました。あらためて、ありがとうございました!

木村泰司さん 97
奥谷泉さん 81
山崎信さん 68
藤崎智宏さん 65
前村昌紀さん 62
根津智子さん 45
関谷勇司さん 38
川端宏生さん 35
穂坂俊之さん 32
高山由香利さん 26
岡部ちぐささん 22
入交尚子さん 17
佐藤俊也さん 15
藏増明日香さん 14
西塚要さん 14
佐藤大さん 14
松本存史さん 13
坂口康子さん 13
岡田雅之さん 13
小山祐司さん 12
手島聖太さん 12
佐藤晋さん 12

 

この記事を評価してください

この記事は役に立ちましたか?
記事の改善点等がございましたら自由にご記入ください。

このフォームをご利用した場合、ご連絡先の記入がないと、 回答を差し上げられません。 回答が必要な場合は、 お問い合わせ先 をご利用ください。