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夏の広島はIPv6-mostly!~IPv6セミナー 2026 summerでの話題から~

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2026年7月24日(金)、広島地域IPv6推進委員会主催の「IPv6セミナー 2026 summer」が開催され、今回JPNICでは「IPv6の現在と未来 ~数字で見るIPv6の状況から~」と題して、IPv6に関する最新動向を紹介する機会をいただきました。

2025年9月に開催されたAPNIC60ミーティングIPv6 deploymentセッションで、ベトナムのNIR(National Internet Registry; 国別インターネットレジストリ)であるVNNICによる「ベトナムでの2032年までのIPv6移行宣言」の内容とその後の取り組みを紹介したほか、各組織において公開されているIPv6関連の統計情報から見た日本のIPv6の普及状況、IPv4アドレスの分配状況などを紹介しました。

会場で参加された方からは、IPv6の普及状況はどのような指標で測るのがよいか、といったご意見をいただきました。IPv6で接続状況のほか、ビジネスから見てIPv6がどの程度利用されているのかという観点など、いただいたコメントのいずれも大変参考になるものでした。今回のような情報提供を各地で行えればと考えています。ご興味を持たれた方はぜひJPNICまでお問い合わせください。

セミナーの後半では「IPv6-mostly」がテーマとして取り上げられていました。

APRICOTAPNICIETFのミーティング会場では、IPv6-mostlyの仕組みを活用したネットワークが構築されることも多くなりました。

 APRICOT2026/APNIC61 ミーティングClosing Plenaryでの発表「Conference Network Report
(株式会社インターネットイニシアティブ・松崎 吉伸さんによる発表)

IPv6での接続が優先される環境でIPv4を必要とする機器に接続を提供するIPv6-mostlyについて、この用語を耳にする機会が増えてきている感じる方も多いのではないでしょうか。Internet Weekの機会などでもキャッチアップしておくべき話題として取り上げています。

JPNICブログ
IPv6移行の“現実解”を探る─「IPv6-Mostly Network」が示す新たな運用のかたち
~Internet Week 2025 プログラム委員インタビュー~

また、2025年12月に開催された「IPv6 Summit in TOKYO」においても、「IPv6と取り巻く環境のいまとこれから」と題したパネルディスカッションの中で、IPv6-Mostly Networkについて、川島 正伸さん(NECプラットフォームズ株式会社)が詳しく取り上げています。

IPv6 Summit in TOKYO 2025
IPv6と取り巻く環境のいまとこれから(川島 正伸さん(NECプラットフォームズ株式会社))

今回のIPv6セミナーに戻ると、北口 善明さん(東京科学大学)からは、学内のネットワークにIPv6-mostlyを導入した実例と導入後の苦労話が紹介されました。トラブルへの対応事例はどれも具体的で、どのネットワークでも起こりそうな話ばかりでした。このような実例が蓄積されていくと、導入に躊躇される方の背中を押すことになるのではないかと感じました。

大脇 洋さん、横尾 和真さん(お二人とも広島大学大学院先進理工系科学研究科)からは、IPv6-Mostly導入に向けた技術検証や、IPv6-Mostlyハンズオンの開催レポートとその後の取り組みについて報告されました。座学で多くを学ぶのも大事ですが、実際に手を動かすとわかることもあります。いずれも、発表者ご自身で感じたことや理解したことを、うまくまとめて説明されている報告の時間となっていました。

広島地域IPv6推進委員会では、年2回のセミナーほか、IPv6基礎検定の合格を目標にした勉強会も開催しているとのことでした。セミナーの後の懇親会でも多くの学生が参加しており、社会人の方と共にネットワーク技術について熱い議論を交わしていたのが印象的でした。IPv6の導入を支える地域の取り組みにJPNICも継続して協力していきます。

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