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JPNIC総会講演会は誰でも参加可能!

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年に2~3度開かれるJPNIC総会。この後の講演会はどなたでも無料で参加いただけることをご存じでしょうか?今度の総会は、2016年3月18日(金)です。その開催後に、二つのテーマで講演会を予定しています。

1. 日    時 : 2016年3月18日(金)  講演会 15:30 – 16:45(予定)

2. 場    所 : アーバンネット神田カンファレンス 2階 2A
                (東京都千代田区内神田三丁目6番2号アーバンネット神田ビル)
URL: http://kanda-c.jp/ 

3. テーマ、講演者:
   (1) 電気通信事業法の一部を改正する法律の施行について(30分)
               金坂 哲哉 氏(総務省 総合通信基盤局 データ通信課 課長補佐)

   (2) 東日本大震災から5年、被災地の現状と課題(45分)
              大林 正英 氏(岩手県釜石市議会議員)

4. 参 加 費 : 無料

電気通信事業法は、「国民のための情報セキュリティサイト」の説明のとおり、「電気通信の健全な発達と国民の利便の確保を図るために制定された法律で、電気通信事業に関する詳細な規定が盛り込まれています。 特に、第四条では、何人も電気通信事業者の取扱中の通信を侵してはならない旨の条文があり、通信の秘密が保護されています。」 というもの。

今回の一部改正にはさまざまなポイントが含まれますが、そのうち、今まで電気通信事業者でなかったインターネット事業者にも関係がありそうなのは「ドメイン名の名前解決サービスの信頼性等確保」についてです。従来、電気通信事業法の適用除外であったドメイン名の名前解決サービスを提供する電気通信事業を同法の適用対象として、その事業者に事業の届け出を義務づけるとともに、サービスの信頼性・透明性の確保をするための規律が整備されるというもので、ccTLDや地理的名称gTLDのレジストリ、また30万件の契約数を有する事業者が適用になります。

今回、総務省の金坂哲哉さんには、今回の一部改正のポイントを網羅的に、またこの「ドメイン名の名前解決サービスの信頼性等確保」についても解説してもらう予定です。

また、その後に岩手県釜石市議会の議員である、大林正英さんに「東日本大震災から5年、被災地の現状と課題」をお話いただきます。5年前の3月11日といえば、いわずもがな、東日本大震災の当日ですが、その日は、JPNIC総会の日でもありました。総会の最中の14時46分、免震構造であった会場はぐにゃりと大きくゆれ、総会はその場で議決をせずに中止となりました。そして全国からいらしていただいている会員の方の何人かは、当日・翌日と帰郷できないということも起こりました。あれから5年です。

この5年を振り返り、そして5年後の今を考えるきっかけとして、大林さんにお越しいただくことにしました。大林さんは、銀行やIPAでの勤務を経て、JPCERTコーディネーションセンターの設立と運営にも携わった方です。東日本大震災後に「釜援隊」として岩手県の釜石市や大槌町へ出向いたことをきっかけに、今は釜石市の市議会で議員として活躍されています。この5年、災害に対して、我々はどう備えを進めてこれたのでしょうか。大林さんが語る現状から、我々が今できることが見えてくるのではないか、そんな講演会になればいいなと企画しました。

なお、過去のJPNIC講演会の資料やビデオなどは、後日次のページで基本的に公開することにしています。しかし都合により、公開されていないものもあります。

ぜひ、今回の講演会、この機会に多くの方にご参加いただければ幸いです。

直接会場に来てもご参加いただけますが、準備等の関係上、ご参加の際は、以下をご覧になり「傍聴申し込み」をしていただければ幸いです。

●写真は、2015年6月19日に行われた講演会の様子です。

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