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オープンソースカンファレンス 2019 Hiroshima 参加レポート

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オープンソースソフトウェアに関する情報交換や学習の場として、全国各地で毎月のように開催しているオープンソースカンファレンス(OSC)というイベントがあります。2019年9月15日に広島でオープンソースカンファレンス 2019 Hiroshimaとして開催されました。

かわいいポスターと鮮やかなのぼり旗がお出迎えです

 

JPNICでは、IPv6の普及促進に関して、以前からシステムやアプリケーション開発者などへの認知、理解向上を課題として考えています。OSCへ出展して開発者向けのIPv6セミナーを実施することで、IPv6に対する興味や関心を持ってもらおうということで、今回の広島開催にJPNICで単独出展してみることにしました。

OSCに関しては、以前IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース(現:IPv6社会実装タスクフォース)の活動として、ブース出展とIPv4アドレス枯渇に関する発表をしたことがありましたが、JPNICとして出展するのは今回が初めてとなります。

会場となったのは、広島市の中心部にある広島県民文化センター5Fの「サテライトキャンパスひろしま」です。ここは、2015年のIPv6 Summit in HIROSHIMA 2015を開催した場所でもあったため、久しぶりの訪問となりました。

会場となった「サテライトキャンパスひろしま」が入る広島県民文化センター

 

展示ブースの会場には、スポンサーおよびコミュニティによる出展が行なわれ、午前中から熱心な参加者が各ブースを覗き込んで話を聞く姿が印象的でした。

JPNICブースでは、PCを2台並べてそれぞれIPv4とIPv6だけでインターネットに接続し、遅延状況などの違いを見てもらう展示を行ないました。

JPNICの展示ブースの様子。意外にも、手書き表示でも会場ではあまり違和感がありませんでした。

 

午後からはさらにたくさんの参加者で賑わいはじめ、JPNICブースにも興味を持って覗き込んでくる方がたくさんいらっしゃいました。普段アプリケーション開発を行なったり、サーバの設定や管理をされたりしている方でも、通信プロトコルの違いを明確に意識しているという方はそれほど多くなく、ネットワーク技術の知識をもっと学んでいきたいとお話される方々もいらっしゃいました。

午後2時からのJPNICのセミナーでは「IPv6って知ってますか?いまさら聞けないIPv6最新動向….!」と題して、IPv6の普及状況の説明と、開発時のIPアドレスの取り扱いに関する注意点といった、開発者向けに通信プロトコルの違いで意識すべきポイントを解説しました。一番大きな部屋を割り当てていただき、30名程度の方に受講いただきました。受講いただいた皆さんにとっては、発表内容が全体的に新鮮な内容だったようで、とても熱心に聞いていただきました。発表後の質疑のやり取りもついつい盛り上がってしまい、思わず予定の時間を少しオーバーしてしまうことになってしまいました。

IPv6についての講演を行なう技術部岡田

 

OSC参加者は全体として大学生をはじめとした若い方々が非常に目立ち、また三連休の中日でもわざわざ自主的に足を運んでくるほどの方々でしたので、皆さん興味深くこちらの話を聞いてくださり、我々としてもかなり手応えを感じる経験になりました。

JPNICとしては、引き続きOSCでの活動によって開発者向けのIPv6はもとよりインターネットの技術や知識の認知拡大を進めていこうと思います。

配布用ノベルティグッズのJPNICフリクションボールペンを最後に学生参加者の皆さんで分けました。

 

次は9月28日に松江、そして10月19日には徳島で開催されるOSCにも出展、講演することを予定していますので、お近くの方はぜひ遊びに来ていただければと思います。