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JPOPM38はオンラインで開催されます

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2020年6月24日(水)に、第38回JPNICオープンポリシーミーティング(JPOPM38)が開催されます。

JPOPMは、日本国内におけるIPアドレス、AS番号管理に関するポリシーを議論し、コンセンサスを形成するためのミーティングで、年に2回、6月~7月頃と11月頃に、JPOPF運営チーム(JPOPF-ST)の主催により開催されています。

JPOPMは、通常オフラインでの開催(オンライン中継も実施)ですが、今回はコロナウィルス感染症の拡大防止の観点から、オンラインのみで開催することとなりました。

これまでは会場まで足を運ぶことができなかった方も、この機会に、一度ポリシー議論の様子を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

開催概要

日時

2020年6月24日(水) 15:30 – 18:00

対象の方

  • IPアドレス管理指定事業者のご担当者
  • IPアドレスの割り当て・運用に興味のある方
  • IPアドレスの割り当て・運用に関してご意見・ご提案をお持ちの方
  • ISP、ユーザの担当者として、IPアドレスの割り当て・運用に関わっている方 など

主催

JPOPF運営チーム

開催案内のWebページ

第38回JPNICオープンポリシーミーティング開催のご案内

 

JPOPM38プログラム

予定されているJPOPM38のプログラムは以下の通りです。今回は、すべて情報提供のプログラムになっています。

15:30開始-18:00終了予定
1 JPOPM38オープニング
2 JP PDP (JPNICにおけるPolicy Development Process)解説
3 JPNICアップデート(ポリシー実装)
4 037-01 コンセンサスに至らなかった提案の扱いの明確化 ステータス整理報告
休憩
5 オンラインでのJPOPM開催について
6 WHOIS正確性向上WG最終報告
7 JPOPM38クロージング

プログラム後半に予定されているものについて、少し紹介させていただきます。

オンラインでのJPOPM開催について

JPNICにおけるIPアドレスポリシー策定プロセスにおいて、オンサイトフォーラムで得られたコンセンサスを「一次コンセンサス」と言うことが定められています。

このポリシー策定プロセスに従うと、今回のようなオンラインのみの開催形式では、一次コンセンサスの形成が難しいという課題が出てきました。

オンラインのみの開催形式となった場合でも、ポリシー策定プロセスが機能するよう、検討の必要があるため、議論を行う予定です。

WHOIS正確性向上WG最終報告

JPOPM36にてコンセンサスに至った「JPNICにおけるWHOIS正確性向上の検証」のポリシー提案に則って設立された、WHOIS abuse連絡先正確性向上の検討ワーキンググループ(WHOIS正確性向上WG)の最終報告を行います。

WGでは、WHOISの登録情報の中で、不正利用対処時等に使用されるabuse問い合わせ先に関して、その登録情報の正確性を検査するための方法や、現在のJPNIC WHOISデータベースにおいて、abuse問い合わせ先情報の項目がないIPアドレスに対して、abuse問い合わせ先の情報を追加するべきかについて、検討されてきました。

WHOIS正確性向上の施策を実装するにあたり、重要な報告になりますので、IPアドレスの登録・管理を行っている方や、WHOISの利用に関心がある方は、ぜひ注目していただければと思います。

 

事前の参加登録をお願いします

今回、参加申し込みいただいた方に対し、オンライン会議システムの情報をお送りし、当日はそちらにアクセスしていただく方式となります(参加登録の受付は、JPNIC事務局が担当しています)。

そのため、2020年6月23日(火)17時までに【参加申し込みサイト】から、事前にお申込いただければと思います。

当日参加したいとなった場合でも対応できるように準備は進めていますが、初めての開催形式となることから、あらかじめご協力ください。

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