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ドメイン名の記事一覧

ウクライナ侵攻とインターネット

国際的な紛争に際して、インターネット基盤はどのように対応するのでしょうか。2022年2月下旬からのロシアのウクライナ侵攻に際して、インターネット技術調整団体であるICANN、RIPE NCC、ISOCなどが取った対応を紹介します。

Brexitと.euドメイン名

英国のEU離脱(Brexit)に伴い、.euドメイン名の登録が維持できなくなることについて触れています。

完成間近:日本語ルートゾーンラベル生成ルール(LGR)提案書ドラフトまでの道のり

ルートゾーンでIDNを利用する際の文字列に関するルール検討が、ICANNと各言語コミュニティで行われています。日本語については、日本語生成パネル(JGP)による検討が続いており、2020年10月にICANNに日本語文字列の扱いに関する提案書のドラフトが提出されました。現在、日本のコミュニティからの意見募集が行われていますので、その概要をご紹介します。

EPDP Phase 2 最終報告書の提示する、WHOIS非開示情報へのアクセスシステム(SSAD)

2018年5月25日に欧州連合(EU)で発効となった一般データ保護規則(General Data Protection Regulation, GDPR)に準拠するためにICANN内で行われているポリシー策定プロセスの成果として、フェーズ2の最終報告書が公開されました。そこでは、登録ディレクトリサービス(WHOISサービス)で非開示となっているデータの提供を司る機構となるSSAD(System for Standardized Access Disclosure)の仕組みについて記されていますので、SSADについてご紹介したいと思います。

.amazon TLDのその後

.amazon およびその国際化トップレベルドメイン名 .アマゾン および .亚马逊 が、2020年6月上旬にDNSルートゾーンに登録されました。本稿では2019年6月に発行した前号ブログ記事以降の状況についてまとめました。

DNS Abuse

本稿ではドメイン名システム(DNS)の悪用(Abuse)に関して、技術的でない側面における対策について解説します。DNS Abuseとは、DNSの利用もしくはドメイン名の登録に使われる手続きが関連した、迷惑メール、ファーミング(Pharming)、フィッシング、マルウェア、ボットネットなどの、セキュリティ上の脅威となる悪用行為を指すとされています。

.COMのレジストリ契約更新

2020年3月27日、ICANNの事務総長 Goran MarbyはBlog記事で.COMに関するレジストリ契約の更新の決定を行ったことを伝えました。本稿ではこのBlog記事と関連文書を参考に、今回の契約更新を説明します。

ICANN67―初の遠隔参加のみのICANN会議

2020年3月7日(土)から12日(木)まで開催される第67回ICANN会議、史上初の遠隔参加のみの開催となりました。その概要についてお伝えします。